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masafuji的「栄光のヒーローたち」①掛布雅之

「スポーツ」という僕にぴったりのカテゴリを作っておきながら一度も記事を書いていないことに気づいた。
ちょうどシーズンの狭間のせいもあるが、せっかくなのでmasa-fuji的「栄光のヒーローたち」を不定期にピックアップしていきたい。
記念すべき第一回はもちろんこの人「ミスタータイガース・掛布雅之」!

掛布雅之 (習志野高~阪神タイガース、現評論家)
ドラフト6位(実質はテスト生)で1974年に習志野高から阪神に入団した掛布は、小さい体ながらも、強靭なリストを生かした打撃でホームランを量産。その勝負強さで虎党を熱狂させた。
あの江川卓(読売)をして「投げる球がない」と言わしめたライヴァル対決や、オールスターでの3打席連続ホームランなどは今でもファンの間で語り草となっている。
そして1985年には不動の4番打者としてリーグ優勝・日本一に大きく貢献、「甲子園バックスクリーン3連発」はプロ野球史上に残る伝説となった(ちなみにそのときの相手は読売、投手は当時「50番トリオ」として売出し中だった槙原)。
彼のポリシーは「3割3分で40本より、3割50本を狙って、ファンに喜んでもらいたい」。今、こう言える打者はどれほどいるだろうか。
しかし、晩年は相次ぐ故障に悩まされ、引退が早まったこともあり名球会入りはならなかったが、まさに「記憶に残るプレイヤー」。
ヤンキース・松井やヤクルト・岩村をはじめ、掛布に憧れて野球を始めた左打者は数多い。
現役引退後は「次はコーチか監督か」とのファンの期待を裏切り、こともあろうに日本テレビのテレビ解説者に転身。かつてのライヴァル、江川氏とのコンビ解説はお茶の間でもおなじみとなった。
大阪出身の岡田・現阪神監督とは違って関東生まれの関東育ち。もともとはおなじ千葉県出身の「ミスター」長嶋茂雄に憧れて野球を始めた掛布は、ファンが思っているほど阪神に愛着はないのかもしれない。一時は長嶋巨人の打撃コーチになるのでは?との噂もまことしやかにささやかれたほどだが、ミスターが健在なら現実のものとなっていたかも?!

僕にとって掛布はまさに少年時代のヒーロー。小学生のときは「31」のタテジマのシャツを着て学校に通ったものです。
掛布以来、未だに本当のミスタータイガースが現れず、「31」番も不遇を囲っているのはファンとして寂しい限り。
今は濱中が「31」をつけていますが、右の外野手ということからして「31」にはふさわしくない。それに故障続きなのも気がかりです。
「31」は鳥谷敬がふさわしいのではないか、と彼の入団当時から思っていたのですがどうでしょう。
左打ちで強打の内野手。長打力はあるが実際の持ち味は広角に打ち分けるシュアな中距離ヒッター。タイプ的には濱中よりもずっと共通点があります。さらにショートからサードにコンバートすれば完璧。
あとは今季の活躍次第。新たなミスタータイガースの誕生を期待したいものでmasafuji的「栄光のヒーローたち」①掛布雅之_c0057845_1244692.jpgす。
by masafuji1970 | 2005-03-03 23:58 | スポーツ


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