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レクプロ歌録、そしてMusica de HEVOライヴ

先日18日、そして今日と、レクプロの歌録り。
18日は「三羽の鳥」「FLY」というなんちゃってラテンフュージョンテイストの2曲、そして今日は「Everyday」というなんちゃってファンク調の曲。
しょうこといえばあのSugarbeatでのソウルファンク系の迫力あるヴォーカルがおなじみですが、「三羽~」「FLY」等では、それとは一味違う歌を聴かせてくれます。これを聴く人によっては「こういう歌も歌うんだ」と感じたり「こんなのしょうこちゃんじゃないやい!」と感じたりするかもしれません。
でも彼女の音楽的志向は意外にも(?)幅広いので、いずれはそういった面も生かした活動もできたらいいなあ、とも思ってます。
もっとも、どんな曲調にせよ聴き手を納得させるのは歌い手(そしてバンド)の力量と、その歌(曲)を自分のモノにしているかどうか、にかかっているのはもちろんですが・・・(^^;)

「Everyday」は曲の最後にフェイクしながらサビを繰り返していく部分があるんですが、そのフェイクのフレーズがうまくまとまらずにタイムアップ。
ここは後日コーラス録りのときに一緒にやりましょうということでこれは宿題に。
それ以外はおおむね録り終えたので、メインヴォーカルの録音は基本的に終了。
あとはコーラス録りを残すのみですが、これは姐さんがイイ仕事をしてくれるでしょうから、なんの心配もしていません。
さあ、あともう一息!


レコ終了後は、しょうことともにLivehouse渋谷KABUTOへ。今日はMusica de HEVOのライヴです。
一番手はウメさんが参加しているフュージョンバンド「Morning Dew」。
何を隠そう、実は僕が音楽を始めたキッカケは中学時代に聴いたカシオペアでして、中でも本来は地味なはずのベースなのにスラップ(当時はチョッパーと言ってましたね)をキメまくってメチャクチャ目立ってたサクライに憧れてベースを始めたくらいなので、こういうサウンドにはどうしたってアツくなってしまい、気がついたらエアベース弾いてました^^
なので、個人的にはカシオペアの名曲「Swear」をやってくれたのがうれしかったですね。しかもギターの方の身振りが野呂一生ソックリ(あとで聞いたらマネしていたとのことw)!
そして素晴らしかったのがベースの「ベースマン金太郎」さん。噂はかねがね伺っていたんですが、その素晴らしいテクニックをけっしてひけらかすことなく、歌心を大事にした、グルーヴ感溢れるベースは本当に素晴らしく、手元をじっと見つめながら(笑)聴き入ってしまいました。ベースソロは長さは短くけっして音符の羅列ではありませんが、かえって「えっ、もう?もっともっと(;´д`) 」と聴き手を満腹にさせない絶妙な加減で、抑え目だけどセンス溢れるフレージングは本当に勉強になりました。あ~、練習しなきゃ(^^;)

レクプロ歌録、そしてMusica de HEVOライヴ_c0057845_11134871.jpgさて、いよいよMusica de HEVO。
今回のセットリストは前回に続いてほぼ全曲オリジナル曲。ただし新曲はナシ。
僕個人的には、毎回ライヴのたびに新曲をやる必要はけっしてないと思ってます。曲を「やり込む」ことは大事なことだし、いたずらにアッチコッチに手を出して消化不良のまま毎回ライヴをこなすくらいなら、新曲なんてやらなくていいと思ってます。
それに聴く側にとっても、「あの曲が聴きたい」と楽しみにしてライヴに足を運ぶこともあるし、あんまりガラッと曲が入れ替わってしまうと寂しい感じがしますもんね。
個人的に嬉しかったのは、曲名は忘れましたが最後から2曲目の、スリーツーの手拍子で始まった曲。かつてはよくオープニングに演奏していた曲で、緊張感と開放感の展開がドラマチックな曲調とヴォーカルゆきぞうの伸びやかな歌が絶妙にマッチして僕のとってもお気に入りの曲だったんですが、今回アレンジを若干変えて久々に披露してくれてうれしかったです。またやってね^^
そしてなんといってもこの日の目玉は新ドラマーのユウヘイ君。なんと弱冠22歳!
・・・ほとんど親子バンドだよ(爆)
若いといっても、実力、経験ともに充分でヘヴォのドラマーとして全く申し分なし。
実は彼が始めて参加したリハ(ていうかオーディションだったのか?)にお邪魔したことがありまして、そのときはさすがにまだ様子見というか恐る恐るという感じでバンドにフィットしているとはお世辞にも言えなかったんですが、この日は見違えるようにバンドのボトムをしっかり支えていて、ベースのソダ君とのコンビもなかなかイイ感じでした。ヘヴォのドラマーといえばどうしても前任のタカ君の印象が強いと思いますが、彼がいちドラマーに留まらずバンドに貢献していた部分を、今は他のメンバーたちがみんなで助け合っていく、という「お兄さんお姉さん(お父さんw)」たちのメンバー愛がそこはかとなく感じられました。やっぱりバンドっていいなあ。
それとともに、タカ作曲の名曲「Go over」をやってくれたのはちょっとグッときましたね。やっぱりバンドっていいなあ。

そしてこの日のトリはシンガーソングライター浜田伊織さん。以前から話には聴いていたんですが、今日ようやく拝聴の機会を得ました。
曲調としてはフォークサウンドですがこの日はバンドを従えての演奏。なにが素晴らしいって力強く伸びやかでよく通る歌声。ハッキリと聴き取れる歌詞と相まって、聴き手に力強く伝わってきます。
そしてその歌詞も「そばにいられるだけで幸せ」「つないだ手と手に愛の花を咲かせましょう」と、真っ向からストレートをスバスバ投げこんできます。
歌詞って、そのままズバリ歌うのも恥ずかしいよねとか、婉曲に表現するのがカッコいいんだとか、なんとなくそう思い込んでしまっていて、自分の言いたいことがあっても結局全然表現できていないんじゃないか、聴き手に伝わっていないんじゃないか。
そんなことを、浜田伊織さんの歌を聴きながら強く感じました。
いずれにしても、この日のヘヴォ(全曲ゆきぞう作詞)といい浜田さんといい、自分の思いを自分の言葉で自分で歌う、って素晴らしいことだよな、とあらためて感じました。


ところでこの日のライヴの出演者ならびに集った方々の平均年齢はどれくらいでしょうか、えー、ちょっとわかりませんが(笑)、驚いたのがみなさんの実年齢。みなさん若く見えるので年齢を聞いてビックリ!
やっぱり音楽やってる人はみんな若々しいね。
それに、いくつになっても、頑張れば全然バリバリに音楽できるんだな、とあらためて勇気と希望が湧いてきました。

みなさん、ジジイババアになっても一緒に音楽を楽しめたらいいね!
by masafuji1970 | 2007-03-21 23:59 | 音楽・音楽活動


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