カテゴリ:日記( 116 )

我が家も地デジ!

バンドの録音では自前のマルチトラックデジタルハードディスクレコーダーを使いこなす根っからのデジタル人間のボクですが、自宅のAV機器はと言えばブラウン管テレビと故障寸前のVHSビデオデッキ・・・古き良きものに価値を見出すことのできるオトナな僕です。
ていうかテレビあんまし見ないから気にしてないんですが。

ところが聞くところによるとこのテレビではそのうち見られなくなってしまうらしいですね。
なんですか、地デジっていうんですか。これに全面的に切り替わっちゃうから、テレビを買い換えるか専用のチューナーを設置しなきゃいけないんだとか。
いくらあんまり見ないとはいっても、全く見られなくなるのは困る。
ハイビジョンだの双方向だのいらないから別に今のままでいいよ、っていう多数のユーザーにしてみればまったくもって迷惑以外のなにものでもない話ですが、お国が決めたことだからしょうがないですね。

ま、でもまだまだ先の話だよね?そのころにはちょうどうちのテレビも寿命になるからそのとき考えればいいや。
なんて程度に考えて、っていうかまったく気にしてませんでした。

ところがなんと、うちのマンションのオーナー様がこのほどJ:COMのケーブルテレビを導入し、全戸に専用デジタルチューナーを設置してくれました!
これで地デジはもちろんBSデジタル、CSも見られるようになっちゃいました!よっ、太っ腹!

しかもなんと、そのチューナーは250GBのHDレコーダー内臓タイプ!
ワォ!デラックス!

僕は阪神タイガースの試合と大学ラグビー見たさにスカパーを入れているんですが、立地の関係で最近電波が悪くて映らないこともしばしば。でも、現状見てるチャンネルは今回のJ:COM導入ですべてカバーできちゃうし、ビデオデッキも買い替えなくて済んじゃったし、いや~、こんなオイシイ話があっていいのかしら?
ただし、DVDの再生・録画はできないので、それはそれで別途考えなければなりませんが・・・

そうはいってもオイシイ話には違いない。でしょ?

いまだにアナログ放送で満足している呑気な諸君!
ワタシのように将来を見通して先取りしていかなければ乗り遅れてしまうよ!わかるかね?

さあ、これで僕はBSデジタルもCS(全部じゃないけどね)も見放題・録画し放題!


見る時間があれば、の話だけどね。。
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by masafuji1970 | 2008-12-01 23:18 | 日記

「これは花粉症ではない」(pizzicato Ⅴ featuring T.Tajima)

私はもともと鼻がよくない。
もしかしたら慢性鼻炎なのかもしれない。

風邪をひくと真っ先に鼻にくる。
まず鼻水が出てくる。
最初は水みたいなのがタラーっと。
そのうち鼻が詰まってきて鼻をかんでも容易に出てこなくなる。
そのうち喉のほうに下りてきて痰が絡むようになり、それはもうメチャメチャ気持ち悪くて、喉にスプーンを突っ込んでかき出したくなる。
息は詰まるし喉の奥は気持ち悪いし、もうホントに最悪だ。
なので、今の季節、花粉症に悩まされている多くの方々のつらさは、多少はわかるつもりだ。

ただし、残念ながら(?)私は花粉症ではない。
花粉症の人には申し訳ないが、花粉症では断じて、ない。

なぜ断言できるのか?
それは、いわゆる花粉症の時期には鼻炎に悩まされることがないからだ。
冬にはだいたい鼻風邪をひき、大量のティッシュを消費し(もちろん保湿タイプの高級なやつ)、鼻の下をヒリヒリさせるのだが、風邪のサイクルがひとまわりすると、春になる頃にはスッキリ治っている。

だから、花粉症ではない。
断じて、ない。

今年の冬もいつもどおり鼻風邪に悩まされた。今回はいつにもまして長く、1月中旬から3月中旬まで鼻をグシュグシュさせていたが、3月の終わりにはもうスッキリ!

だから、花粉症ではない。
断じて、ない。

だって、これだけ花粉が飛びまくってるのに、全然平気なんだから!


・・・と、思っていたら。

最近なんかおかしい。

鼻水が出てくる。今日はちょっと鼻詰まり気味になってきた。
ティッシュの使用量が増えてきた。
鼻風邪は治ったはずなのに。。

・・・あれ?
・・・あれあれ??

これって、もしかして・・・もしかして・・・??

いやいや、最近の朝晩の冷え込みで、また風邪をひきかけているだけ。そうに違いない。
これは花粉症ではない。
断じて、ない!


なぜって、目が痒くなったりしないし。

それにクシャミだってそんなに出ないし。
まあ風邪気味だったら多少は出るけど、せいぜい連続3回くらいだ。てことは、誰かが僕のことをウワサしてるだけだから。
そうそう、ホントは2回で止まるんだけど、それだと悪いウワサになっちゃうから、ワザと3回してるだけだから!

だから、これは花粉症ではない。
断じて、ない!


と書いているうちにまた鼻水が垂れてきた。タラー
鼻が・・・ハナ・・ハ、ハックション!
ズルズル・・・

・・・あれ?あれれ?

これってやっぱり、もしかして・・・
このトシになって今さら発症デスか・・・?

いや、俺は認めない。
俺は花粉症じゃねェ~!
これは花粉症ではなくて、ただの風邪。
風邪ったら風邪なの!カ・ゼ!



・・・あ、あの、オススメの薬とかあったら教えてもらえませんデスか?<(_ _)>
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by masafuji1970 | 2008-04-03 00:51 | 日記

ゆく年くる年 そして謹賀新年

あっという間に2007年も終わり。
今年は自分にしてはまあまあ頑張ったんじゃないかと思う1年でした。
箇条書きにしてみると

○916

約1年半ぶりに活動再開した916。新ドラマーまつやん以外は旧メンバーでの再開に、目頭を熱くした方も多かったことでしょう(?)。
よきライヴァルでありよき目標でありよき飲み仲間であるアツい音楽仲間、Musica de HEVOとのジョイント「Sweet Triangle」出演というこれ以上ない舞台での復活ライヴはおかげさまで大盛況。こんなに多くの方に支えられているバンド、916でまた活動できるようになってよかったなあ、と感謝感謝です。

ところがなんとライヴ後から年の瀬の間に、バタバタッとメンバーの脱退がありました( ´Д⊂・゜・
われらが兄貴にしてホーンセクションのキーマンTpクドウさん、そして916草創期からのメンバーGハムちゃん。
それぞれに事情があり、やむを得ないことなんですけど、本当に寂しいことです。

しか~ししかし、せっかく活動再開した916、これしきのことではくじけません、めげません!
またあらたなメンバーを迎えて、活動していきますから。
こうやって、いいことも悪いこともいろいろあって泣いたり笑ったり、三歩進んで二歩下がったりしながら・・・まさにこれ人生哉。
とりあえずはもう次回ライヴが決定しています!
3月15日(土)です!要チェック!
さすがにこのライヴに新メンバーを間に合わせるのは無理なので、今回はスペシャルなゲストを迎えてのライヴになります!
楽しみだあ~~!!
みなさんもどうぞご期待下さい!

○南佳孝コピバン「South of the border」

ひょんなことから参加したこのバンドも早や2度目の年越しを迎えました。
今年はメンバーの脱退等をきっかけに、ちょっといろいろとありましたが、今はまた次回ライヴに向けて粛々と活動を続けてます。
このバンドはリーダーHさんが「大好きな南佳孝さんのコピバンを組む」という長年の夢をかなえたバンドで、それはもうものすごい情熱なわけですよ。
で、バンドのヴィジョンというか、もうすべてがHさんの頭の中でできあがっていて、それをいかに現実のものにしていくか、というのがこのバンドのコンセプトといっても過言ではありません。
正直なところ、僕は一時こうしたやり方に反発を覚えたんですが、今はまた少し違った見方ができるようになりました。
バンマスさんがこれだけすべてを取り仕切ってグイグイ引っ張っていくというのは、一歩間違えれば独善的になってしまう危険性を秘めていますけど、逆に言えば、ブレがなく、安定感のある活動ができるというメリットがあります。
だから、今の僕にとっては、916やレクプロとは違って、運営のこととかあまり心配せずに純粋にベースプレイヤーとして安心して楽しめるバンドがこのSOBと言えます。
楽曲もヴァラエティに富んでいてしかも難しいので、とても勉強になりますし。
それに一緒にやっているメンバーがみなさん素晴らしいし(!)
新ドラマーM村さんは、前任のまつやん(現916ね^^)とはまた違ったタイプながらこれまたいいドラマーさんで、しかもビーラーということで、最近はこのバンドも飲酒率がアップしています(笑)

というわけでライヴは新年早々、1月27日(日)新中野LiveCafe弁天でやります!
今回はラテンフレイバー漂うAORです。興味ある方もない方も要チェック!

○企画バンド「猫実4丁目バンド」

先日のライヴの記憶もまだ新しい気もするし、ずいぶん前のような気もします。
詳細は過去記事をご覧いただきたく。

このバンドについては、楽曲的には916よりちょっとマターリかな?という程度で916との明確な差別化は自分の中ではできなかったんですが、はじめてのメンバー(くみちょお以外)との出会いが最高に価値あるものになりましたね。
音楽を通じて出会う新たな仲間、プライスレスですわ。ホントに^^

ここで出会った仲間と、新たな展開があるかもしれませんし、もしかしてまた企画バンドとしてライヴをやろうなんて話になるかもしれないしね(打ち上げでそんな話で盛り上がってましたね^^)
今度やるときはもしかしたら「文蔵3丁目バンド」になってるかも?!

いつかまた、SugarBeatさんと絡みたいなあ。


○レクプロ

2004年秋にスタートして以来3年。
春には録音をすべて終了し、さああとは編集&ミックスダウンで完成だ!ヤッター!
・・・と思ったらこの編集&ミックスダウンがこれまたヘヴィ~~な作業でホントに地獄の苦しみを味わうことに(笑)
それでもメンバーのみんなの助言を得ながら少しずつかたちにしていき、何度も試行錯誤して、ようやく、 よ~うやく完成まであと一歩のところまできました。

ていうかもうほとんど完成してまして、最後にもうちょびっと修正しようと思ったらパソコンがダウン_l ̄l○
結局僕のVAIOはそのまま天に召されました・・・( ´Д⊂・゜・
おかげでこの年の瀬にパソコンを買い替えて、またもとの制作環境を再現しなきゃいけないハメになってバタバタしたまま年越しを迎えてしまいました。。。

幸いなことにデータは無事なので、この年末年始には修正作業はできるでしょうし、ゆきぞう嬢デザインのとってもステキなジャケの制作も同時進行で進んでますので、どんなに遅くても春を迎えるまでには完成・発表できるでしょう!

僕らが手作りで作り上げた作品を、是非、みなさんに聴いてほしいです。
完成しましたらもちろんお知らせしますので、要チェック!

そしてそして、CDを発表したらもちろんライヴです!
レコーディング参加メンバーで、CD収録曲をステージで披露します!
僕自身、このメンバーでライヴをやるのがとーっても楽しみです。
しかも自分のオリジナル曲で。う~ん、何年ぶりだろ?
ライヴ時期は未定ですが、春~夏くらいにはやりたいですね。
もちろん告知しますので要チェック!


こうして振り返ってみると、今年は僕にしては結構頑張ったなあ、と思える1年でした。
数年前には「失業」生活を送っていたこの僕が、一時期は4つもの活動を同時に行っていたんですから。
もちろん、結局レクプロのCDが完成しなかったり、916のメンバー脱退とか、思い通りにいかなかったこともあれば残念なこともありました。
でも、今年は、今携わっているすべての活動において、前向きな気持ちで新たな年を迎えられます。
その点で、今年はここ数年のなかで一番、期待をもって新年を迎えられる年越しじゃないかと思います。
また、かつて「失業」中の僕を拾ってくれた916とともに年を越せてよかったなあ、とあらためて思います。

というわけでみなさま、今年も本当にお世話になり、ありがとうございました。
・・・なんて書いてるうちに年が明けてしまいました。

あけましておめでとうございます!
今年は916、レクプロ、佳孝バンド、そしていよいよ満を持して立ち上げんとする新たな活動(?!)等々、去年にもまして精力的に頑張ってまいりますので、みなさまどうぞよろしくお願い致します。
あ、音楽以外のことも、そろそろ頑張っちゃおうかな~、なんて思っちゃったりしてますんで、みなさまどうぞよろしくお願い致します。

新年早々、長くてすみません(笑)
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by masafuji1970 | 2008-01-01 02:17 | 日記

若い世代の「ビール離れ」現象に関する、ひとつの観察報告

先週のある日のこと。私は12月にライヴをやる予定の企画バンドの顔合わせ(=飲み会)に出席した。
このバンドについてはまたあらためて報告しようと思うが、この日初対面のメンバー2人がいずれもビーラーであることを確認することができ、このバンドはきっとカッコいいバンドになるぞと期待に胸を膨らませつつ帰路に着いた。

恵比寿から埼京線に乗り込むと、車内で談笑する5~6名の若い男女。大学生くらいだろうか。
そして彼らの手には500ml缶のビールが。
ヱビス、黒ラベル、プレミアムモルツ、スーパードライ・・・銘柄はさまざまだが、とにかく全員ビール。しかも発泡酒や第3のビールはひとりもいなかった。

ワイン、焼酎等のブームや、サワー系の甘くて軽めの酒類飲料に押され、若い世代のビール離れが進んでいると言われる昨今。環境問題や少子高齢化等と並び日本の未来に警鐘を鳴らす社会問題であり、私は良識あるビーラーのひとりとして日本の未来を憂えていたところである。
しかし、普通の電車の一般の車両で缶ビールをプシュッとやることの是非はさておき(高崎線では年中見かけるが)、この日見かけた若きビーラーたちの姿は、日本の若者もまだまだ捨てたもんじゃない、と教えてくれたかのようであった。

大丈夫、ちゃんと次の世代は育っている。
私は心の中で500ml缶ヱビスをプシュッとやり彼らと乾杯した。
そして車窓から夜空を見上げ、「大丈夫だ」と力強くうなづいた。
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by masafuji1970 | 2007-10-14 02:54 | 日記

風邪ニモマケズ?

先々週の「お誕生日ウィークエンド」から先週にかけての1週間は、散々な1週間になってしまった。
風邪をこじらせて喉の炎症が悪化してしまい、熱が下がらない。薬で下げてもまた上がる。熊谷市の気温なみに上がる。堂々巡り。嗚呼、オレは一生このまま熱が下がらないのか・・・と本気で思い涙した。

おかげで誕生日の夜は自宅のベッドでヒィヒィ言ってるわ、日曜日の916リハは休んでしまいついに連続フルイニング出場が途切れるわ、忙しい月初に会社を3日も休むハメになり復帰したら浦島太郎状態だわ・・・と、ホントに散々な目に遭った。
みなさんも、おかしいな、と思ったら無理しないほうがいいですヨ。

そんな悲劇(?)にもめげず、レクプロはいよいよ完成秒読み段階。
昨日は若干ギターの録り直しを行い、もとの録音と差し替え。
大枠のミックスはすでにできているので、あとは差し替えて微調整を行い、これでよければ音源は完成!
CDのジャケのデザインも製作が進んでおり、第1案を見せてもらったらこれがとってもビューティフォー!僕のCDにはもったいないくらい(笑)

うまくいけば、今月中には聴いてもらえるかも!
いや~、なんかドキドキしてきた(^^;)
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by masafuji1970 | 2007-09-10 23:22 | 日記

sixty-two years ago

自分で言うのもなんだけど

自分のある曲を聴き返していて、
不覚にも目頭が熱くなってしまった。

別に、その曲にある特定の思想とかメッセージを込めたとかいうわけではなく 

まったく偶然に、たまたまある記憶と伝聞とに、あるタイミングでリンクしてしまった結果のこと。

単なる偶然だけど

でも、そんな気持ちを忘れないようにしたいと思う。


たまにはこんな日記もいいよね。
テヘッ
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by masafuji1970 | 2007-08-14 22:38 | 日記

傘がない

朝、久々に雨の中の出勤。

夜、会社を出るころには雨が止んでいた。
傘を置いていこうかと思ったが、思い直して連れて帰ることにした。
さ、帰ろ。

南浦和に到着。
駅を出ると、雨が降っていた。

ラッキー♪

雨が降るのはラッキーじゃないけど、傘を持ってきてよかった。


さて、駅前のコンビニに寄ろう。明日の朝、食べるパンを買いに。
ついでに、ちょこっと雑誌をパラパラッとめくっちゃったりなんかして。


数分後、店を出ると

傘がない。


僕は、雨の中を歩いた。

春雨じゃ 濡れて帰ろう。

濡れながら、腹が立った。
そりゃあ、どうせビニール傘ですけどね。
でも、ワンタッチのやつだから、ちょっといいビニール傘なんだぞ。

たかだか数百円のビニール傘を盗られたことくらい、些細なことかもしれない。
でもそんなことで腹立つんじゃなくて。
この傘を持っていったら持ち主が困るであろう、なんてことは全然お構いなしに、罪の意識なんてこれっぽっちもなく、ただ自分のことしかアタマにない盗っ人野郎がこの世に存在し、そんなヤツのせいで自分が雨に濡れていることに、腹が立つのだ。

傘を持っていくヤツというのは、ホントに罪の意識がないからタチが悪い。
まるで無料貸し出しの傘でも持っていくかのように、フツーに持っていってしまう。
昔、まだみんな貧乏な時代、銭湯を出るときに一番よさそうな下駄を履いて帰る、なんてこともあったそうだけど。
傘を盗むヤツは、別に傘を買う金がないわけじゃない。
その傘の持ち主のこと。この傘を持っていったら持ち主が困るだろう、という、小学生でもわかるようなことすら、考えが及ばない。
そんな人たちが、実はこの世にはたくさんいて、普段はフツーに一般市民として暮らしている。

そんな人のために、僕は今、雨に打たれている。

でも、考えた。
僕が濡れたおかげで、どこかの誰かは、雨に濡れないで済んだ。

よかったじゃないか。
別に感謝されもしないだろうけど。

僕は考えた。
きっと、僕の傘を持っていったのは、薄倖の美少女なのだ。
幼くして父を亡くし、からだの弱い母と子ひとりの、貧しい暮らし。あまりの貧しさに、彼女は中学を卒業したら働きにでなくてはならない。
母は、大丈夫だから高校にいきなさい、と言ってくれるけど、彼女には、母がとても無理して言ってくれてるのが痛いほどわかっている。
そんな彼女の、たったひとつの生きがい、それは歌。彼女は歌うことが大好きだ。
そして彼女は、一生に一度とも思えるわがままを、中学卒業の記念に母におねだりした。

一度だけでいい、歌のコンクールに出たい。

若い頃は歌手を目指していた母と、天才ピアニストだった父。母はそのことを娘には秘密にしていた。でも、やはり血は争えないもの。
今まで不自由な思いをさせてきた娘のため、そして志半ばに終わった自分と亡き夫の夢のため。
一度だけ、という約束で、彼女はコンクールに挑戦することになった。
親譲りの天性の歌声と音楽的才能で彼女は大人たちを驚かせながらトントン拍子に勝ち進み、ついに全国大会出場が決まった。
全国大会を翌日に控えた最後のレッスンの帰り道、駅を出ると、突然の雨。

あ・・・傘、持ってない・・・

ただでさえ苦しい家計、さらにコンクールに備えて歌のレッスンも受けていたため、彼女は電車賃程度のお金しか持ち合わせていない。
タクシー代どころか、ビニール傘を買う金すらない。
つまり、濡れて帰るしかない。
彼女は両親から豊かな音楽的才能だけでなく、あまり丈夫ではないからだまで譲り受けてしまった。
駅から家まで、歩いて30分。
この雨の中、家まで濡れて帰ったら、間違いなく風邪をひいてしまうだろう。

そんな・・・明日はいよいよ全国大会なのに・・・わたしと、お父さんとお母さんの夢をかなえるための舞台なのに・・・

ふと、駅前のコンビニの傘立てに目が留まった。
ワンタッチのビニール傘が
まるで、持っていけ、と言わんばかりに
無造作に傘立てに突っ込まれている。

神様、傘の持ち主の方、そしてお父さんお母さん。
たった一度の私の罪をお許しください。
いつかきっと、この罪は償いますから。
どうか今だけ、この傘を使うことをお許しください―


・・・と、ここまで妄想したところでマンションに着いた。
ちょうど今日は春コートを羽織っていたので、それほど濡れ鼠という感じでもない。
でも、そんなことはどうでもよかった。
僕は、ちょっぴり幸福な気分にすらなっていた。

その後、「彼女」はどうしただろうか。
家に着いた彼女は、その手にした見慣れない傘を、母にとがめられはしなかっただろうか。
いや、それはないだろう。
きっと彼女の聡明な母は、翌日のコンクールが終わったあと、娘の労をねぎらい、そして
「あなたに傘を貸して下さった方の恩を忘れちゃいけませんよ」
と、優しく諭したに違いない。


その後「彼女」が僕の傘をどうしたのか、知る由もない。

ただ、少なくとも、僕の傘のおかげで誰かが助かったんだ。

そう思うと、なんだかちょっぴり心豊かに思えてくるのでした。
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by masafuji1970 | 2007-04-03 23:54 | 日記

こんなところにも出会いが(笑)

今日は毎年恒例、引越し商戦期につき、現場の作業応援。作業員の人と同じ作業着を着て引越しの作業にいくんです。
いつもは机に向かってばかりの仕事なので、たまにはこうして外で体を動かすのも気持ちいいよね~♪
・・・なんて思うのは最初のうちだけ。日頃の運動不足のせいか、ダンボールやらタンスやら持って階段下りて・・・なんてやってるとすぐにバテてきます。
こんなの毎日やってる人は大変だよな。まあ慣れもあるんでしょうけど。

今日一緒にチームを組んだ運転手クンが
「Fujiさんは音楽とか好きっすか?」と急に聞いてくるので
「えっ、まあ好きですね。自分でやったりするくらいだから」
「えっ、そうなんすか!・・・実は自分もやってるんですよ!」
と、意外なところでバンドマンとの出会い(笑)

彼は30代前半のロックギタリスト。完全オリジナルのグラムロックっぽい音のバンド(ご本人はメイクとかしないそうですが)で、腰より低く構えたレスポールをガンガン弾いているそうです。
で、移動中や休憩中にはバンドの話やら楽器の話やらで盛り上がってしまい
「渋谷あたりのハコだとノルマどれくらいなんすか?・・・あ、スイマセン道間違えました」(爆)
いったい今日は何しにきてるのか、わからなくなってしまいました。
あ、もちろん仕事はちゃんとマジメにイイ仕事やりましたよ。こうしてコミュニケーションがとれると、仕事の方も不思議とスムースにいくものです。

お互いジャンルは違うものの、
「CD完成したら是非聴かせてくださいよ!」
「そっちもライヴやるとき教えてよ」
たまたま今日作業の応援にきて、たまたま一緒に組んだ人が、たまたまバンドやってると。不思議な縁というか、面白いですね。

あ、ちなみにその彼、現在メンバー募集中だそうです。
テクは重視しないので、とにかく華があるヴォーカリスト(♂)と、アツくて「魅せる」ドラマーを大募集中だそうです。
お心当たりの方はご一報くださいマセ(笑)
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by masafuji1970 | 2007-03-31 23:23 | 日記

災厄の朝

今日は朝から生死に関わる災厄に見舞われた。

いつものように(?)ギリギリの時間に家を飛び出し、駅にむけてダッシュ開始!マンションの前の横断歩道を渡ろうとしたとたん、交差点を曲がってきた白いオデッセイが猛然と襲い掛かってくる!
幸いにも今日の服装はピンクのネクタイにセーターの「赤い彗星」仕様だったため、通常より3倍のすばやさでヒラリ!
連邦の白いヤツの突進をかわして横断歩道を渡りきり、事なきを得たのもつかの間、今度はなぜか足元がツルッと滑ってそのままドテッ
見事に転んで右脚付け根と右ひじをしたたかに打ってしまった。
アスファルトの上で転ぶとホントに痛いのね・・・ていうか歩いていて転んだのなんて一体いつ以来だろう??
ある意味、酔っ払ってチャリでコケるよりも恥ずかしいかも。

あ、言っときますけど酔っ払ってませんから。

痛みをこらえて立ち上がり、なんとか歩けるものの、さすがに走るのは無理。結局会社に着くのも始業ギリギリになってしまった。

朝っぱらからこんなことでは、一体今日はどんな災厄に見舞われるのか、と戦々恐々としていたが、幸いその後はなにもなく、つつがなく一日が終わろうとしている。
受傷も軽い打ち身程度で目立った外傷はなく、スーツに穴が開いたりとかもしてなかったので、まあよかったよかった。

やっぱり慌てているときはロクなことがない。
幸い大事には至らなかったものの、一歩間違えていれば今ごろ入院していたかもしれない。
もし転んだのが横断歩道の途中だったら・・・
もし今日のネクタイが緑色だったら・・・
この程度で済んで本当によかった。

それにしてもイイ年してこの落ち着きのなさは如何なものだろうか。
いい加減僕も年齢相応の落ち着きを備えないとなあ、とあらためて思う。
「坊やだからさ」なんて言われちゃわないようにね!
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by masafuji1970 | 2007-03-14 23:56 | 日記

地元にリハスタが!

我が町、南浦和にリハーサルスタジオができた。
いや、「できていた」。実は去年の10月にオープンしていたらしい。

南浦和にはレコーディング専門のスタジオはあったのだけど、リハスタはなかった。
この「ちょっとピントがずれたぜいたく感」がいかにも南浦和らしいとは思っていた。
それなのに、最近は駅周辺でギグケースを背負ったりスネアケースらしきものを手にした若者たちを目にするようになったので、「?」とは思っていた。
なるほどね、リハスタができてたわけね。お兄さん全然気がつかなかったよ。

c0057845_2139448.jpg「サウンドスタジオ PACKS」というスタジオで、いまのところ他にチェーン展開はしていないらしい。
スタジオ料金は都内より安いのかと思いきや、代々木や新宿あたりの相場と変わらないようだ。
なんでも元ZIGGYのドラマーさんがレッスンをやってるというのがウリらしい。元ZIGGYのドラマーさんといえばもしかして「グロリア」で「ホーミタイ!」ってそこだけ歌ってた、あの方でしょうか。

まあ、地元密着バンドでも組まないかぎり、このリハスタをバンドのリハで使うっていうことはまずないだろうけど。
でもやっぱり、地元にリハスタがある、ってなんかウレシイ。
しかもできたてホヤホヤだし。
もしメンバーに出張ってもらえるなら今度レコにでも使ってみようかな。実験台みたいだな(笑)
とりあえず近いうちに個人練習でも入ってみようかな。
ヘヘ、ちょっと楽しみ♪
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by masafuji1970 | 2007-02-25 21:47 | 日記