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今年一発目のライヴは・・・

南佳孝コピバン「SOUTH OF THE BORDER」ライヴが終わりました。
新メンバーを迎え陣容も充実し、またたくさんのお客様のおかげで、バンドとしてはなかなかいいライヴだったんじゃないかと思います。
んが、個人的には残念無念なライヴになってしまいました。。

なんでかわからないんですが、ベースの音がヘンだったんです。
まるでアクティヴの電池が切れて出力が小さくて無理矢理上げたら歪んじゃいました、みたいな。

今回は曲の都合もあり複数のエフェクターをボードに組んで持っていきました(コンプ、オートワウ、ノイズサプレッサー、コーラス)。
それが原因かと思ったんですが、当日、近くのリハスタでリハやったときは問題なかったし…
シールドはほとんど新品だし…
アクティブの電池も交換したし…

アンプのせいにしようにも(笑)、他のバンドのベースさんはみんな普通にいい音だしてるし…

本番前のリハーサル時に異変に気付き、ツマミをいじくったりプラグを抜き差ししたりしたものの改善できず。
「なんで?なんで?」と釈然としないままリハは終わってしまいました。

それから本番までの間、ず~っとベースの音のことで頭がいっぱい。本番に向けてテンション上げるどころじゃありません。
「考えられる原因はなんだ?今から打つ手はないか?」
足りない頭をグルグル回して考えるうちにとうとう本番。ステージに上がって改善策を試みましたが徒労に終わりました。
エフェクターを捨てて直につなごうかとも思いましたが、リハーサル時とセッティングを変えることのリスクを考え、結局そのままいきました。嗚呼・・・


後になって冷静に考えれば、直につないでしまうのが正解だったのかなと思いますが、それで解決できたかどうかは、今となってはわかりません。
まあ、もともとたいした音出してるわけじゃないんですけど。
でも、たとえたいしたことなくても、せっかくのライヴにいつもの自分の音とはかけ離れた音で人前で演奏しなければならない気分といったらもう泣いちゃいそうです。
で、こんなことでテンションが下がってしまうと集中力まで低下して、演奏にも影響してしまうのがまた泣けてくる。

情けないのは、このような事態に対応できないスキルのなさもさることながら、この程度のことでうろたえてしまう弱さ。

想定外の事態なんてものはいつ起きてもおかしくないわけで、あらかじめ想定しておいてしかるべき。
ましてや、いつもと違う機材を使うときにおいてをや。
そしてやっぱり、どんなときでも拠りどころとなる「自信」がないと、追い込まれたときにはツラい。
経験に裏打ちされた「耳」だとか、「これだけやったんだから絶対大丈夫」と思える練習量とか。
そうでないと、この程度のことでも平常心を失ってフワフワしてしまって、悔いを残すことになってしまいます。

そういえばかつて916のライヴでも似たようなことがありましたが、結局そのときから全然成長していないということになります。

とにかく、ご来場のお客様やバンドのメンバーには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
みなさん「えー、全然大丈夫だよ。よかったよ」とは言ってくれますが、音や演奏のこと自体もさることながら、こんな気持ちで演奏していたことが申し訳ないんです。。

今回は終了時間が遅いこともあり打ち上げはありませんでしたが、飲んだら愚痴っぽくなってくだ巻いたかもしれないので、かえってよかったかも(^^;)
もちろん帰宅してから苦ひ缶ビールを飲みましたが(笑)


「SOUTH OF THE BORDER」のみなさん、そしてご来場のお客様。次回はしっかりやりますので、またよろしくお願いします。

個人的には、すぐにもリヴェンジの機会があります。
3月15日(土)、916のライヴです!
同じ轍を踏まないよう、しっかり準備したいと思います。
苦い酒はもうごめんです。
今度こそ、晴れやかな気持ちで打ち上げの乾杯といきたいものです。
by masafuji1970 | 2008-01-28 23:36 | ライヴ


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