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進め!オオカミ少年

kami&ayakoのハッピィWeddingパーティの祝賀ムードも覚めやらぬ中ではあるが、自分自身の現実も忘れるわけにはいかない。
え?「いつまでも人のお祝いばっかりしてないで自分なんとかしなきゃ~」って?違ーう!音楽のことですよ、音楽!
ケッコンなんてなるようにしかならないんだから、いいの!ホントにいいんだから。いいったらいいんだもん!ホントなんだってば・・・ホントに・・・グスッ・・・(以下略)

さて、実はさる11日に「最後のドラムレコ」に臨んでいた。「最後」ってもう何回目だっけ(爆)そのうちオオカミに喰われるんじゃないか、と不安もよぎる今日この頃。

僕としては今回の「最後」は、もう絶対大丈夫、という状態で臨んでほしかった。
が、彼自身、これ以上長引かせるわけにはいかない、というプレッシャーを感じていたのか、思いのほか短いスパンでレコに挑み、そして不安は的中してしまった。
で、帰りに二人でラーメン屋に入り餃子をつまみに生ビールを飲んでいると、予想通り「もう一度チャンスを下さい」と言ってきた。
もちろん、ハイそうですかというわけにはいかない。

多忙な仕事や家庭の事情で大変ななか一生懸命やってるのに思い通りにいかなくて一番つらいのも悔しいのも本人だろうしかわいそうだな、と同情する反面、信頼を裏切られたような気持ちもしたり、これ以上甘やかすようなことをしてはいけない、と思ったりもして、どんな言葉をかけてよいやら正直色々迷った。

僕は、100%ではないがそれなりに思うところを言った。あまり詰問口調にならないように気をつけたつもりだったが、ときにキツイ言い方にもなってしまう。

そして長い沈黙。

彼のジョッキにはまだビールがほとんど残っていて、泡はとっくに消えていた(僕のジョッキはとっくに空いていた)。
飲まないなら僕にくれないかな~、と彼のジョッキを眺めながら彼の言葉を待つことしばし。
やがて
「わかった。絶対できると約束するから、やらせてくれ」

僕としてはここで投げ出されてしまっては困るので、この言葉を待つより他なかった。
これでだめだったら、今度こそ本当にオオカミがくるんだぞ。もう大人たちは誰も助けにきてくれなくなるぞ。
でも、喰われるときは俺も一緒だ。

僕たちは気が抜けたビールを分け合い、もう一度静かに乾杯した・・・
by masafuji1970 | 2006-03-15 23:59 | 音楽・音楽活動


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