苦悩と葛藤の朝食

今朝もいつものように特急「草津・水上1号」で優雅に出勤。
朝食の菓子パンを食べようと袋を開けようとしたまさにそのときに、小さくない違和感を感じてハッと手を止めた。
なんと私は、飲み物を買い忘れるという重大な過失を犯していたのだ。

つまり、飲み物を一滴も飲まずにパンを食べなければならないのだ!

基本的に、パンというのは乾燥した食べ物だ。一斤何千円もする、お口の中でとろけるような超高級パンならいざ知らず、コンビニで100円やそこらで売ってるようなパンなど、パサパサカサカサもいいところだ。

想像してみてほしい。
あの、ハモハモしたパンの食感を。
あれを、なにも飲まずに咀嚼し、飲み下し、完食しなければならないのだ。
しかも。
今日も「南浦和ダッシュ」で口の中がカラカラだ。
これほどの苦行が他にあるだろうか。

私はパンの包装紙を両手でつかんだまま長考に入った。

腹はペコペコだ。
でもハモハモ。
しかもカラカラ。

ペコペコ。
ハモハモ。
カラカラ。
ハモハモ。ペコペコ。カラカラ。ハモハモペコペコカラカラ・・・・


ついに私は、食欲という生命の根源的欲求に従うことにした。
真夏の行軍中に「この先に梅の林があるぞー!」と全軍に叫んで兵士を鼓舞した三国志の英雄・曹操の故事にならい、梅のすっぱさを思い浮かべて唾液を湧かせて口内を湿らせつつ、
さあ、喰うぞお~~!

「深谷~、深谷~。深谷駅に到着しま~す」

・・・食欲の充足は昼までお預けとなった。
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by masafuji1970 | 2006-02-03 23:41 | 日記


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