マンションの近所づきあいって

先日、マンションの下の部屋の住人が引越していった。

いい人たちだったのに。
といっても特につきあいがあったわけではない。
ただ、「音がウルサイ!」とか「何時だと思ってるんですか!」なんていう苦情を言われたことがなかったので、階下の住人としてはいい人たちだ、と認識していたに過ぎない。
つきあいどころか、顔を合わせることもまれだった。僕が2年前に引っ越してきたときに挨拶したときと、あと階段とかで顔をあわせて挨拶したことが2、3回あるくらいだ。
そのときも、マンションの中で会ったからかろうじて「あ、下の人だ」とわかったくらいで、もし外で会ったらお互い誰だかわからなかっただろう。
もちろん、今となっては顔も名前も思い出せない。

もっとも、この下の部屋の住人に限らず、同じフロアの住人とも、まったくといっていいほど近所づきあいはない。
引越してきたときに隣のご夫婦に挨拶したときには、「ご丁寧にありがとうございます。なにかあったらいつでも言ってください」と言ってくれたが、その後ほとんど顔を合わせることすらない。
これではいくら「なにかあったらいつでも」と言われても、じゃあ「食うものがないんでメシ食わせてください」なんて言えるものではない。
その奥の部屋の人は、いつの間にか入れ替わっていたが、それを知ったのはずいぶん後になってからだ。

こんな調子だから、挨拶もなく知らないうちに引越していっても、別にどうこう思うことはない。
いやむしろ、ろくに顔を合わせることもなかったのに「お世話になりました」なんて挨拶されてもかえって困るというものだ。

独身者や共働き夫婦だと家にいること自体が少ないから、近所づきあいが希薄なのは当然といえば当然だろう。きっとうちみたいな賃貸マンションだとどこも似たような状況なんじゃないだろうか。

そんなこんなで、今は下の部屋は空き部屋だが、ほどなく次の住人がやってくるだろう。
願わくば、今度も「いい人たち」でありますように。
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by masafuji1970 | 2006-01-30 23:59 | 日記


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