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高崎線物語 1

最近僕がバンド関係でお付き合いさせていただいている方々は、お住まいも職場も都内というメトロポリタンな方がほとんどなのですが、僕は住まいも職場も埼玉県。
住まいはかろうじて埼玉県唯一の政令指定都市であるさいたま市ですが、通勤はそこから都心に背を向けて一路北へ。埼玉北辺の町、深谷市まで毎日通っています。

最寄駅の南浦和から京浜東北線に乗り、ひとつめの浦和駅で高崎線に乗り換えてから深谷駅まで1時間弱。同じ電車、しかも各駅停車に1時間も乗りつづけると、けっこうおなか一杯です。

高崎線物語 1_c0057845_15962.jpgよく「朝でも絶対座れるんでしょ」とか「シートに寝転がって新聞とか広げて読めるんでしょ」「通勤電車の中で朝飯食べられていいね」とかヒドいことを言われますが、それは大いなる誤解です。ただし、100%否定はできないのがツライところですが(爆)
確かに朝は下り方向なので、通勤ラッシュということはありません。でもそれなりに混んでます。浦和で乗る時点で座れるかどうか、というところ。大宮からだとまず座れません。
高崎線には向かい合わせのクロスシートがあるので、そこで弁当を食べてる人がたまにいるのは確かですが、通勤の時間帯ではほとんど見かけません。
高崎線だって、山手線や中央線と同じ、れっきとしたJRの普通の電車なんです。

んが、これが夜になると様相は一変します。
僕が帰宅する時間帯はガラガラ。深谷駅からは100%座れます。シートに寝転がろうが新聞広げて読もうが余裕です。
そしてほぼ毎日見かけるのが、車内で缶ビールを飲んでるオッチャン。それも普通の車両のロングシートで。ほとんどが、ちゃんとスーツを着た普通のサラリーマンです。だいたい一人ですが、たまに2~3人で宴会状態になっちゃってる人達もいます。
500缶ビールが基本ですが、キリンの氷結果汁も結構人気があります。
つまみは乾き物をポリポリ、というのが基本スタイル。柿ピーを床にぶちまけてしまって拾い集めるのに必死でビールどころじゃなくなってしまうかわいそうな人もたまに見かけます。
乾き物が多いのは、食べやすさもさることながら、汁などで車両を汚したりにおいが車内に広がらないように、との彼らなりの配慮であるとも考えられます。そんな彼らなりのルール、モラルを理解せずに、鳥のから揚げのスパイシーな匂いを車両いっぱいに充満させる輩も中にはいます。
というわけで弁当を食べてる人はあまりいません。高崎駅で買ったと思われる「高崎だるま弁当」をパクつきながらビール飲んでるオッチャンを見たことがあるくらいです。

え?僕ですか?あの、言っときますけど、本当に一度もやってませんから。
いやホントに
by masafuji1970 | 2005-08-25 23:56 | 所感雑感


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